2008年も終わろうとしています。今年、このブログでも、藤白台でも、千里ニュータウンでも、私の身の上でも、いろいろなことがありました…。
2006年夏から始めたブログは3年目に入り、2009年に入ると「足かけ」4年ってことに…。ジミ~に読者数が増えつつあって、まことにありがたいことです。
藤白台ではいよいよ公社A棟一期分の建替工事が始まりました。府営B棟でも(まだ工事は始まっていませんが)準備が進められています。千里ニュータウン全体でも、佐竹台、津雲台、古江台、青山台、東町、西町、南町…と「同時多発的に」団地の大規模更新が進みつつあり、いよいよ千里は大きな変わり目に突入しました。千里中央も、いろいろ変わりました。
個人的には、ずいぶんいろいろなニュータウンを見て歩きました。2月と5月の「ニュータウン人・縁卓会議」で多くのニュータウンの方と交流できたほか、彩都、箕面森町、高蔵寺、桃花台、可児桜ヶ丘、港北、千歳、小樽、札幌、北広島、恵み野、成田、つくばなど…(まだ全部レポートできてないですね…)見れば見るほど「千里の特長」もよくわかって、面白いんですよ!
秋以降は父の看病と看取りでどこも行けていませんが、「ニュータウン家族」のゆくすえや、町の高齢化ということについて、リアルな実感を持って考えているこの頃です。
そうそう、映画「ホームレス中学生」に藤白台のシーンが登場したことも、珍しい話題でした。何度か書いているように千里ニュータウンの府営住宅は、日本では少数派の「囲み型配置」が採られていて、囲んだ内側が子供の遊び場やコミュニティ空間とされました。この空間は20年ほど前、駐車場不足が深刻化したときに転用されてしまったケースが多いのですが、藤白台のここでは複雑な地形が幸いして?ほぼ原形のまま残されています。この空間が、ロケ隊の目に止まったようです。
ひとつの庭を囲む、同じ町の人たち…そういった温かさが、物語を彩ったのではないでしょうか。藤白台の建物や人がどれだけ入れ替わっても、町全体がひとつの大きな庭だという感覚は、ずっと変わらないでいてほしいな~と、2008年の「アラウンド・藤白台」を締めさせていただきます。
皆様、どうぞ良いお年を…
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