アカマツ林に埋もれて(筑波研究学園都市)

つくばへ行って帰ってきましたが、この写真は昨年8月の訪問時に撮ったもの。
使用廃止された公務員住宅。1F部分がベニヤで塞がれています。敷地は贅沢とも言えるほど成長したアカマツに埋もれて、住宅がなくなれば元の原生林に還っていきそうな印象…実際には土地が処分されて、経済的な価値に置き換えられてしまうのでしょうけれど。
つくばにはこのような公務員住宅がたくさんあります。もともとが完全なクルマ社会なので、駅からの距離は問題にならず、また研究学園都市の中は周囲に比べて人気があるようなので、買い手がつかないということはないのかもしれませんが…
公務員住宅は一種の「社宅」であり、住民の退去は「社命」ですから、千里のように「建て替える/建て替えない」で何年ももめることはないのでしょう。でも、もめなかったとしても、(せっかくいい環境の中で建てられているのに)ビルド&スクラップを繰り返していくことに違和感を感じてしまうことは止められません。
…これが仮に木造だったら、「40年も使えば十分じゃないか」と思えるのでしょうか?私たちは、何をやっているのでしょう?

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