もはやニュータウンとほとんど関係ないけど、阪急6300系を出したら500系のぞみを出さないわけにはいきません。
偶然にも阪急6300系特急と同じ2月28日、500系のぞみは東京博多間でラストランとなりました。ここは東京駅17番ホーム。すごい騒ぎでした。わざわざ東京まで撮りに行ったのではなく、たまたまこの日出張で、500系の一本前ののぞみで東京に着いたのです。新大阪駅から途中の陸橋からただならぬ雰囲気で、はじめてきょうが500系のぞみ最終日だってことに気がついたのです。「鉄」だってのにツメが甘い!予約する時に気がついていたら…!
300系、500系、700系、N700系と四代ある「のぞみ」の中で、500系はひときわ長いロングノーズや円筒とも言っていい思い切った空力デザインで、ひときわファンには人気が高い車両でした。
特急用車両は寿命が短い…ということは昨日も書きましたが、この500系なんて登場したのは1997年。わずか13年の「のぞみ」としてのおつとめでした。阪急6300系は一部が4両編成になって嵐山線に転属したけど、500系は一部が8両編成になって山陽新幹線で「こだま」として余生を送る…というあたりも、両者の運命は妙にシンクロしています。
過酷な走行条件はわかるけれども、現代の「技術の粋」はかくも短命なものなのか…千里ニュータウンもオールドタウンなんて言うけれど、たった48年しかたっていません。上新田なんて400年近くもたってるのに。
「進化が速い」のか、うたかたのものを次から次へと作っているだけなのか、現代という時代は、何をやっているんでしょう?
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