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遠くの町の仲間たち…竜ケ崎ニュータウン(茨城)
- 2010/5/16
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- まちあるき, 地区センター
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竜ケ崎(りゅうがさき)は、関西の人にはちょっとなじみがない名前かもしれないですね。常磐線で松戸の先の柏の先の取手の先の佐貫(さぬき)って駅からクルマで行ったところに…という説明がいいのか?「つくばの入口」って言ったほうがいいのか?「霞ヶ浦の手前」って言えば中学生でもわかるのか?まあとにかく北関東です。
北関東、広い!…じつに大雑把な感想で申し訳ないですが、このへんは、どこまで行ってもまったいら。その広~い平野の中に浮島のように浮かぶ丘の上に展開されているのが、竜ケ崎ニュータウンです。700haクラスだから、千里ニュータウンの7割ぐらいの大きさ。
北関東戦争といえば家電量販店の熾烈な出店競争が有名ですが、この広ーい平野(と低い地価)あってこそ、ロードサイドの郊外型大型店がバンバン店を出して競う…ということが成り立つんだなと、納得。家電だけじゃなくあらゆるジャンルで、店を出す、撤退する、居抜きで撤退店舗を買い取って再配置する…という国盗り合戦のような変化がどんどん起きている…という話を伺って、びっくりしてしまいました。
計画都市であるニュータウンもその力学からは逃れられず…ニュータウンってものはどこへ行っても「タウンセンター」があってそこへ住民はお買物に来ることになってるのですが、ここではあまり求心力はないとのこと。(住区内の近隣センターが空洞化しているのは今やまったく珍しい光景でもありませんが、ニュータウン全体のセンターが空洞化してしまった例は成田でも見かけました。)
完全に「クルマが足」が大前提の生活で、このニュータウンでも、古い区画はカーポート2台分だけど新しい区画はカーポート3台分があたりまえ!高齢者も施設に入る直前まで自分でクルマ運転しているというお話でした。
ということで、このシーンは、ロードサイド型の量販店と、その手前が埋まらないタウンセンター用地。後方左におわしますのは牛久大仏!全高120mって太陽の塔(70m)よりもだいぶん高いなあ…奈良の大仏が手に乗るそうですよ。せんとくんもビックリ!後方右に見える階段状のでかいものは屋内スノボ練習場です。
なにもかもビッグスケールの北関東。これだけ後背地のキャパがあったら、平野が満杯の関西はとても首都圏にかないっこないなあ…と感服。規模よりこまやかさでいくしかないなこっちは。ところで埼玉は分類だと南関東になるんです。知ってました?
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コメント (2)
高蔵寺NTのからみでこのブログを拝見し、竜ヶ崎NTの記事を探してたどり着きました。10年ほど前に転居し、現在は高蔵寺NTに住んでいます。
写真の場所は龍が丘地区ですが(スノボの練習場はだいぶん前に廃業となり撤去されています)、北竜台地区には行かれたのでしょうか。北竜台地区はカーポートも1台分が当たり前の古い開発地区で、10年くらい前まではバスや自転車で5~10分で駅に行き東京に通勤するサラリーマンが多く住んでいました。最近の話題では稀勢の里関の出身校である松葉小(その校歌は小椋佳の作詞作曲)や長山中もあります。
仕事の関係で国立循環器病研究センターに時々行くのですが、千里NTを歩いていると、高蔵寺NTのほうがやや庶民的な感じではあるものの本当によく似ていると感じます。
龍が丘も北竜台も行きましたが全街区くまなくは見ておりません。開発時期に差があるのですね(いずれにしても千里より新しいですが…)。平野が狭い関西から行くと北関東の茫漠とした広さはかなりのインパクトでした。高蔵寺は千里の後半と開発時期が重なっています。いずれも「再生」がテーマの時期になり、春日井市の方は何度も千里に視察に来られているようです。国循は数年後、ニュータウン外に移転してしまいますので跡地利用が気になるところです。