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 - 水のある風景(上海・安亭新鎮)
 

せっかくドイツ風?の素敵な街並みなのにまったくヒトケというものがない上海郊外のニュータウン「安亭新鎮」(Anting New Town)。なにか面白いものないかなと歩き回ってみると、人工らしい水路が作ってありました。
千里ニュータウンほか、日本のニュータウン計画を手がけてきた市浦プラニング&ハウジングのサイトを見ると上海のニュータウン計画が多数出ていて、ああ、「ニュータウン」というかたちでの都市開発は海外(特に中国)にメインの舞台を移しているのだなと感じますが、これらの予想CGを見て思う特長は「水面を住宅地に引き込んでいること」です。
これは風水の思想と関係があるのか、日本は安全管理に関してナーバスになりすぎ、水面を生活から遠ざけてしまっているのか…とうらやましく思ったりしますが…。この風景がドイツ風に見えるか?中国風に見えるか?はさておき、このニュータウンでも住民が入るようになって、水辺に子供たちが遊ぶ時が来ればいいのにな…と思いました。
ほかのニュータウンに住んでいる上海っ子のガイドさんに聞くと、「水があると蚊がわくので困る」とリアルなお答え…。それは逆で、蚊がいる郊外の水田をニュータウンにしたんじゃないか?とも思いましたが…言わなかったけど。
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ランドスケープの観点から「万博レガシー」を考える特集号。超豪華メンバーにまぜていただき、千里万博の近隣住民として60年にわたり変化を見てきた私の講演録も出ています。

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