端に行くほど高くなる住棟群(ソウル松坡区・五輪洞)

(2019年11月に訪問した時の記録です。)ソウル五輪の元選手村、ハリネズミ型になった配置の中心部から端のほうを眺めてみました。秋の終わりで黄昏が迫る時刻でした。

向こうに行くほど住棟が階段状に高くなっていっているのがわかります。窓を大きく取ったモダンな造りです。住棟は一列一棟ではなく、分節されています。川の両脇には遊歩道が整備され、散歩やジョギングを楽しむ人も見られます。

今では路上の市でキムチを売っている「普通の団地」になっているんですが、これが築31年であることを考えれば、住環境に配慮された未来志向の設計だったことが伺えます。(辛口に言えば、方位と関係なくシンボルマークになぞらえてデザイン優先で建物を配置して住みやすいのか?わかりませんが…)

この10年後に開催された長野冬季五輪の元選手村も今井ニュータウンという団地になっていますが、意欲的な設計が見られました。それはやはり五輪が「国家の顔」という一面を持っているからです。コロナ禍で予定が狂ってしまっている2020東京五輪の選手村…HARUMI FLAGも運命が注目されますが、一般が見られるようになった時には、「ニュータウンの仲間」としてぜひ行ってみたいものです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る