遠くの町の仲間たち…茂庭台団地(仙台)

こちらは同じ仙台の団地でもけっこう新しめ…といっても小学校の開校が1985年だからもう25年たっていますが…の茂庭台(もにわだい)。仙台の南西の郊外にあります。
開発がバブル期にかかっている町の特徴で、中の造りは立派…町の中心にタワーを持ってくるのも、この時期の計画の特徴です。「団地」っていうけど(とくに地方都市では)団地必ずしも集合住宅ではなく、戸建もあります。中層の団地もあるしタウンセンターもはっきりとあるから、小さなニュータウンと言っていいでしょう。
都心からは直線9kmぐらいでそう遠いわけではないのですが…鉄道計画が頓挫したらしく、クルマやバスでないとアクセスできません。間に山があるんです。新しいニュータウンほど中の造りは立派になるが外側に立地してアクセスが悪くなる…という傾向は全国的に言えるようで、神様は公平というべきか…。「通勤の利便」もさることながら、外から人を呼び込みにくい…というところに工夫が必要な感じがします。インターは近いんだけどな。
住民が若いうちはいいのですが、クルマに依存した計画は、高齢化が進んだ時にどうなるのか?しかもバブル期にローンを組んだ人たちは金額も金利も高い条件で家を買っている人が多いのです。
町ができてから25年たったら、すでに「若い」という形容も少し違うわけですが、住民の中心年齢が50-60代で子供もまだ独立していない…という時期は町の「大人圧力」が一番高い時で、ある意味で「壮年期」と言えるわけです(壮年って最近あまり使わないけど)。
大人パワーを活用して「若い町」から脱皮できるか?アイドルから実力派になれるか?っていう芸能人の生き残り戦略みたいですね。…ニュータウンはアイドルだったのかなあ。そうなんでしょうね。

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