滑走路を造っているのを見たことがありますか?(新石垣空港)

ニュータウンとは直接関係ないですが、巨大開発つながりということで…。
こちらは沖縄・石垣島の新石垣空港建設現場。のどかな南の島が突然、中国奥地の巨大ダム開発みたいな風景になっていました。写真をクリックすると真ん中のショベルカーがわかると思いますが、それとの大きさを比べてください!沖縄の大きな海と空に負けないほどの大きな開発現場です。
現在の石垣空港は市街地に近く、滑走路のつきあたりに遺跡があって延長もままならず、滑走路が短いために輸送量を増やそうにも飛行機が大型化できず、やっとローカル線でよく使われるB737を30分単位で頻繁運行して、島民と観光客の足を支えている…という大忙しの空港です。それも燃料を満タンにすると短い滑走路で浮き上がれないため、東京行きの便は燃料を少なく積んで宮古島か那覇に一度降りて、給油してまた飛び立つ…というやりくりをしています。
石垣島に来る人は現在ほとんど船でなく飛行機で来ますから、その玄関口がそのような状態ということで、もう30年ぐらい!新しい空港の建設が検討されてきました。
ところが長い滑走路を取れる場所がなく、サンゴの海を埋め立てて新空港を造る案がもめにもめ…2回建設予定地が変わって、もう永遠に新空港はできないのでは…と思われるほどでしたが、やっと今ここまで姿が見えてきました。2013年3月開港予定だそうです。
この貴重な場所は海沿いのゴルフ場があった場所で、終戦までは軍の小さな滑走路もあった場所だそうです。その周辺を買い足して、国道も付け替え、近くの山も削って、ものすごい工事です。
考えて見たらこれまでの人生で、飛行機は数えきれないほど乗ってきたけれど、滑走路を造っている現場って、見たことがありませんでした。初期のニュータウン育ちは「工事現場」というものに特殊な反応をしてしまうもののようですが、ニュータウン開発を見た地元の人たちも、きっと圧倒されたことだろうと思います。その「巨大なもの」が社会をどう変えるのか…?巨大なゆえに、それは誰にもわかりません。

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