団地移転の風景-12.凸型ハウスの隠し味

もう見られなくなってしまうからと、(ふだんはやらないのですが)上から解体直前の団地群を見てみました。写っているのは、A3棟からA8棟までの範囲。左の2棟は公社の第3期建替範囲に、右の4棟部分は民間売却される再生地になります。団地の向こうは三色彩道。今年の紅葉はイマサンとは言え、きれいです!遠くに白く輝いているのは、国循
前にご紹介した凸型ポイントハウス。このアングルまで上がると屋根の形でよくわかりますが、左右対称ではなくて、少し斜に構えています。真ん中の列のA5・A6棟は左の住戸のほうが奥(北)に下がっていて、南面している幅も少し狭い。右の列のA7・A8棟は逆に、A5・A6棟とは左右反転の造りになっていて、右の住戸のほうが奥(北)に下がっています。
同じ型をリピートしているようで、細かいところ、凝ってるなあ!刺繍のステッチパターンを思い出してしまいました。

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