千里ニュータウンの戸建の玄関先で撮った、約半世紀の同じ場所の変遷。左のモノクロ写真(1965年)では庭先の樹木がわずかで、隣の隣の家まで見えています。ところが現在(2017年)は、植栽がいっぱい!隣すら見えません。父親が植えた木が大きくなって、一人生えの木もいつのまにか増えて、緑は増えましたが、庭先が「ややこしく」なっています。主は高齢化しているのに(代替わりしているけど当時の父は今の僕より若かった!)木は大きくなり…そうやって手入れが大変になってきています。同じ千里の家でも、半世紀たてばいろいろなことが変わります。

…というお話をコラボ・住まいのセミナー「やっぱり千里で暮らしたい!<戸建編>」でしました。(ほんとはこの2枚、古いほうは締め飾りが見えてるとおり冬の写真で、新しいほうは5月なので、定点比較としては「ズル」してるんですが、同じ季節で撮っても似たような比較になるでしょう。)

この投稿は2017年5月28日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。

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