重機に見る中国の影(アスタナ・EXPO PLAZA)

これは「EXPO PLAZA」のほうだったと思いますが、出来てるんだか出来てないんだか、住棟の前にぽつんと重機が置いてありました。奥に見える街区はまだ工事中で仮塀が見えます。工事中と生活空間の混在は、開発期の千里でもよく見られました。急ピッチで町を造らないといけないときは、細かいことは気にしてられないのです。

注目は重機に書いてある名前。「徐工集団」と書いてあり、要は中国語です。ここはカザフスタンで旧ソ連で、ロシアと中国にはさまれた立地で、首都をアルマトイからアスタナに移した理由も「アルマトイは中国国境に近すぎるから」という判断があったと書いてあったりするのですが、経済の影響は一帯一路をずんずん進んでいってるのかもしれません。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る