「世界で最も移住したい都市」?(メルボルン)

オーストラリアはシンガポールと並んで積極的な移民政策を続けていますが、シンガポールと真逆なぐらい異なる点は「土地が広大にあること」です。オーストラリア大陸は広いと言っても(日本の約20倍…)居住に適した土地は海岸沿いの一部に限られ、北部は暑いので、要はシドニーとメルボルンが二大都市(両都市圏は、ほぼ同規模)。戸建志向が強く、高層化が都心部に限られるので平たい町が遠くまで広がりやすい。中でもここアナデール(Annadale)はかなりの飛び地ですが…。それでもニュータウン開発が成り立つのは、オーストラリアへの人気がきわめて高いからです。とくにメルボルンは、いわゆる関西人気質で、オープンでフランクですぐ話しかける。そういうこともあるようです。オーストラリア人一般にそのようですが、メルボルンは特に。

そうなると問題は通勤で、近郊は鉄道網も整備はされていますが、400万都市圏ならもっと鉄道があっていいと感じました。(このアナデールは完全にクルマでないと行けません。)

そしてなんと、このアナデール(Annadale)住宅地の開発は、住友林業とNTT都市開発という日本企業が主体になっています(リリースはこちら)。約100haで約1,000区画というのは、日本の感覚で言うと藤白台に1,000軒しか家を造らない計画ですから、戸建ばかりと言っても1軒が大きいですね。「まちなみの大きさ」でいうと、日本ではつくばの感じに似ているなと感じました。ここではオーストラリア人が大好きなバーベキューを庭でやっても、誰も文句なんか言わないでしょう。

この投稿は2019年5月7日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。

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