「藤白台」のルーツ?を訪ねて-6.鈴木屋敷跡

前回からのつづき)海南市の藤白地区におわします「藤白神社」は、全国200万人とも言われる「鈴木姓」のルーツとしても知られています。境内の一画には、122代続いたという鈴木氏の屋敷跡があり…僕が行った2017年には建物は建っていたので「跡」と言っていいのかビミョーでしたが人が上がれる状態ではなく…しかし同神社のサイトによれば、その後、本格的な解体復元工事が始まっているようです。1998年以降、「全国鈴木サミット」も最低7回行われているようです。

「歴史が古い」ということは、いろいろな物語を引き連れてくるものです!「122代」とか言われると、ニュータウンの60年どころか、江戸時代ですら「つい最近」のような気がしてきますね。

そして境内には、こんな立派な「楠」もありました。樹齢300年とか言われると、たしかに魂が入っているような気分になります。この地では子供が生まれると、熊野の「熊」、藤白の「藤」、「楠」の文字を神社からいただくことも多かったとか。かつて昭和天皇にキャラメル箱に入れた標本を見せてご進講したという生物学者の南方熊楠も、この藤白神社から名前を授かったそうです。それで「熊楠」なんですね…

いやーすごい!海南の藤白すごいわ。いくらでも関連エピソードが出てきます。智辯和歌山のチアリーダーだった藤白りりさんもこの地域のご出身のようですが、いつか千里の藤白台にもお呼びしたいものです。こんなすごい土地とつながりがあるとは…ということにしておこう。60年でオールドタウンとか、ふざけたこと言ってる場合じゃないですね。(2017年7月取材)

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  1. 2021年 6月 01日

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