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- 千里ニュータウンにもある「あれ」(イギリス・レッチワース田園都市)
(2013年8月に訪問した時の記録です。)上品なレッチワース田園都市は、街路の案内板もよくデザインされています。簡潔で、わかりやすく、無駄な装飾がない。フォントも美しい!ややアンバーが入ったブリティッシュ・グリーンも、町並みによく合っています。上の写真は繁華街の広場で見たので、たぶん近年、モール化などリノベーションされた際に設置か交換されたものでしょう。
住宅街の中で見たのは、上2つのようなパターンです。距離が書いてあったり(マイル表示と思われます。1/2はおよそ800メートル)、歩行者や自転車のアイコンがあったり、赤に白抜きの数字はバス路線でしょうか?矢印が互い違いに2つくっついたようなマークは鉄道駅の意味です。
そしてこのデザイン…千里にお住まいの方なら見たことありますよね?あれです!こちらの記事の2枚目で紹介している豊中市側の案内板!色といい形といい、そっくりじゃないですか?(吹田市側は交換してしまったのでデザインが変わっていますが、元は千里ニュータウン全域に、このタイプの案内板がありました。)偶然にしては似過ぎです。
真似したんだろうか…?(もちろん千里のほうが、です。)レッチワースの、このブルーのタイプは、レッチワースだけのものか、英国の標準仕様なのかは、わかりません。しかし日本では、こういう案内板は標準化されていません。「ニュータウンだけのもの」です。他のニュータウンに行くと、また違ったデザインの案内板があります。
イギリスの田園都市と日本のニュータウンでは時代も距離も離れすぎていて「遠い親戚」というのもためらってしまうほどですが、こういうパーツの類似を発見すると、「どうしてこうなったのか?」といろいろ想像を巡らせてせつなくなってしまいます。(つづく)
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2021年 9月 19日
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