上品なショッピング・モール(イギリス・レッチワース田園都市)

(2013年8月に訪問した時の記録です。)レッチワースの商店街は道路に面していますが、街区の中に入り込んだショッピング・モールもいくつかありました。そして…上品な町のショッピング・モールは、やはり上品なのです。散策する人々の姿からは、おちついた暮らしぶりがうかがえますね。規模はそれほど大きくはありません。日本で言うと…苦楽園とか、自由が丘とか…そんな雰囲気でしょうか。

ガラス屋根でおおわれた、水晶宮を思わせるモールもありました。人波は少なめ。見るからに高級志向です。歩いているのはツアーで一緒に行った皆さんです。

「オールド化して、シャッター街になったニュータウンのセンターや中心市街地」とは一線を画した、エバーグリーンな世界がそこにはありました。派手に走らず地味に陥らず、どうしたらこのような「安定した世界」に到達できるのでしょうか。(つづく)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る