ピロティという共用空間(シンガポール・トアパヨ)

トアパヨの団地空間を豊かに見せているのは、住棟下の「ピロティ」も一役買っています。「residents’ corner」と書いてありますね。机と椅子が置いてあって、簡易なコミュニティ・カフェのようになっています。とてもきれいに保たれています。

住棟の下をピロティにするのは、かなりあちこちで見かけました。屋根付きの屋外通路と連結して、棟から棟へ、屋根のある部分だけを伝って行けるようになっています。雨の日は子供の遊び場にもなります。

さて、団地のピロティといえば、URの千里青山台団地も斜面を生かして多くのピロティが設けられていますが、同じ頃に造られたトアパヨと似たような設計が見られるのは、偶然でしょうか?当時は流行っていたのでしょうか?

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