世代交代していく千里ニュータウンの風景、こちらは南千里駅前の高野台URです。ここはもともと高層棟2棟しかなく、それを同じ程度の高さの高層棟2棟に建て替える「高層→高層」の建替が進行中です。(だから戸数は大きくは変わりません。)
右奥がすでに建て替わっている新棟。手前で解体中なのが旧棟。解体棟はやはり白く吹き付けられています。(左奥は隣の府営住宅です。)1棟ずつ工事しても進行中は半分しか収容できないことになりますが、それは数年間募集を止めたり、近隣の団地も含め仮移転するなどして、やりくりしているはずです。新棟も旧棟と建物の配置などはほとんど変わらず、街区に対する印象が変わらないように配慮されているようです。
URは高層棟のほうが耐震性が劣るという理由で、竹見台、東町、高野台など、駅近の高層棟から徐々に建替に着手しています。千里で建て替えられた団地は「千里グリーンヒルズ」という統一ブランドに変わっています。変哲もないストレートな名前ですが、団地らしさも保っていていい感じですね。
高層棟に続いて、中層棟団地の建替に進んでいくと思われます。
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