「スター→スター」、夢の建替が見えてきましたよー!

千里ニュータウンの入口、南千里にそびえるUR千里竹見台団地の巨大高層スターハウス。町のランドマーク的な存在として親しまれてきましたが、耐震の問題から3棟のうち2棟が建て替えられることになり、最初の1棟の解体→建替が進んでいましたが…。

「工事の覆いが取れてる」という情報をいただいて、さっそく見に行ってきました!おお!たしかにスターに見える!昭和のオリジナルに比べて屋上のでっぱり(エレベーターの機械室?)がなくなり、令和風のスマートな感じになっています。「スターに見える」と書いたのは、厳密な意味でのY字一体棟ではないからですが、これならば、町への印象は大きくは変わりません。いいぞいいぞ。戸数は建替前とほぼ同数が確保されるようです。(追記:旧C26棟は221戸、新棟は263戸なので、同じ場所で比較すると42戸増えています。)

建物が大型化し、大きく印象が変わってしまうことが多い千里ニュータウンの団地建替ですが、このケースは元から高層であったことと、町のシンボルとしてあまりに有名になり、URにとっても記念すべき棟であったことが、こういう選択になったものと思われます。うれしいです。

…こういう建替ならば、誰も反対しないんだよな…。とはいうものの、戸数が増えない建替では採算性は犠牲になることと、(1戸あたりの平均人数が昔よりは大きく減っているため)こういう建替ばっかりだと町の人口減少は許容することになる…ということも考えてしまう私なのでした。この建替は、あくまでもシンボルとしての特殊ケースとして決断していただいたのではないかと想像しました。

難しい話はさておき、もうちょっと違う場所からも印象をチェック!(つづく)

関連記事

コメント

    • 中村調子ノリ
    • 2020年 5月 24日

    ええ感じですね!

    竹見台の建物は 南千里駅から見てました~

    少年野球部にいたころ ニュータウン内のあちこちの小学校へよく試合で行きましたので
    このあたりも記憶にあります
    中学の野球部では チャリンコでウロウロしたように思います

    あとは おかんがクリエテ阪急によく行っていたので
    おとんの車で一緒によくついて行ってました

    南千里も再びにぎやかになるといいですね!

      • 奥居武
      • 2020年 5月 24日

      一時期よりは、南千里は人が増えているような感じがします。駅前のデザインはダサくなったと思いますが…。やはり建替が進むと人は増えますね。なんとかならんかなと思うのは、北千里です。こちらも駅周辺の建替は進んでいるのですが…。

  1. 2020年 5月 26日
  2. 2020年 5月 27日
  3. 2022年 12月 31日

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る