柳川に学ぶまちづくりのDNA

5月の九州行きはほとんどがニュータウン/団地訪問の旅でしたが、どちらとも関係ない柳川もお世話になった人がいるので1日だけ行きました。その柳川がきょう、NHKのブラタモリに出ていました!4月頃のロケだったようです。タモリさんは父上が柳川のご出身ということで、この回はいつもと少し違う味付けがありました。

高度成長期に水道が普及して日常の用に使われなくなった掘割が、一度は埋められそうになり、どうやってまた復活したか?という現代的なエピソードの挿入です。

もう一つ意外だったのは、柳川を「水郷の町」にした江戸初期のお殿様…田中吉政が、もう一つの水郷の町…滋賀県の近江八幡も手がけていたという「つながり」です。「土木の神様」と呼ばれていたと番組では紹介がありました。

近江八幡なら遠縁の親戚もいて、知っています!実は近江八幡の掘割も、柳川と同じころに「ごみため」のようになってしまい、熱心な市民活動(清掃活動)でよみがえって今日に至った…という歴史があるのです。

同じお殿様が手がけた2つの遠く離れた町の水郷が、高度経済成長期に揃ってダメになりかけ、市民が活動して復活した…という「物語の符合」は、遠く離れて存在するニュータウンが似たような課題を抱えて復活を図っている…という話と似ているなあ…と、なんでもニュータウンにことよせて考えてしまう僕の思考回路ですが。

町の造られ方はDNAとなって、数百年を経ても作用し続ける、ということです。

この回の放送は7月4日20:06まで、こちらで見られます。タモリさんも縁の深い町ということで、いつもの「旅人」というよりは、郷里に帰ったようなリラックスした雰囲気の感じられる回でした。

どちらも、とても美しい町です。長年の住民の心映えの蓄積が、町並みになっているんですね。ニュータウンもがんばらなくては!

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