映画『みなさん、さようなら』を見ました。一生団地から出ないと決めた(出られなくなった)男の子の18年間の物話。ニュータウンに残ってしまった自分に重ね合わせて身につまされる~ってだけでなく、「変わりたくなくても人は変わっていく、変わらなくてはならない」「人を見送る淋しさ」という普遍的なテーマが団地関係者以外にもオススメです。80年代のシーンでプリウスが映ったり、時代考証が少し甘いのが気になったけど…主演の濱田岳はなかなかのもんです。
前に読んだ原作(久保寺健彦著)も素晴らしくて、同級生がひとりひとり団地から出ていくさまが胸に迫りました。人口減少時代の物語と読むこともできます。(写真は千里北公園から千里中央方面)
この投稿は2013年1月29日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。
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