団地移転の風景-10.凸型ポイントハウス
- 2011/12/10
- 藤白台
- まちの記憶, 団地, 建替
- 4 comments
A6棟の上から見たA5棟。か~わい~いな~。この写真では隠れていますが、左側にも住棟が張り出していて、全体としては凸型になっています。
1フロア3住戸。真ん中の住戸だけ北側が階段室になるのですが、左の住戸は北・西・南に、真ん中の住戸は西・南・東に、右の住戸は南・東・北に窓があり、通風は最高。隣の住戸と壁を共有する部分がほとんどないのも音が抜けにくく?(それでも聞こえちゃうだろうけど…)最新型の、防音・断熱はバッチリだけど敷地にできるだけたくさん住戸を詰め込んだ構成と比べると、優雅なほどにゆったりしています。
この精神はやはり「変形スターハウス」と言っていいのでしょうね。竹見台の有名な「高層巨大スターハウス」になると「全住戸三面通風」でもなんでもありませんから、ナナメに住棟を振っていなくても、こちらのほうがよほどスターハウス的です。
こういう設計は、土地が安かった昔でないと、もう今は難しい設計なのでしょうか…?日本の人口は減り始めているのだし、この形で最新設備の団地をつくったら、すごく人気が出ると思うのですが。今は土地が高いから、こんなゆったりした配置にしてたら超高級になっちゃうのかなあ?
…土地を転がすことを考えている人以外には、土地は安くなったほうがいいと思うのですが。
コメント
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コメント (4)
確かにこのタイプはほかではみませんでしたね
では津雲台のA1,2,3,11,12の ジグザグに階段があつのは何タイプというのでしょう?{%ごめんねwebry%}
階段が左右向きについているタイプのことですか?呼び方は特にないと思いますが、藤白台一丁目の府営住宅にもそういうタイプがありますよ!「凸型」も僕がそう言ってるだけで、正式な名前ではないです。てつさんなら、どう呼ぶ?
センスないからなぁ~いうたもん勝ちで「ジグザグタイプ」ですかね^^; ドアは向かいあってはいるものの離れてるタイプですよね♪そおいや竹見の府営ではドアが並んでるのもみたことあります いろんな形があるんですね
こういうのはわかりやすいのが一番ですから、とりあえずここでは「ジグザグタイプ」ということで…。団地は同じものをたくさん造ってるというイメージが強いですが、実はいろいろ試してるんですよね。竹見台の府営は藤白台の府営と同じかなあ。