「千里山(1964~1970)」写真展…天満橋・EXPO CAFE
- 2009/10/16
- 千里ニュータウン
- まちの記憶, イベント, カルチャー
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開発初期の千里ニュータウンや建設中の万博会場が、若いレンズによみがえる!
前にも一度ご紹介したまぼろしの写真集「千里山」(自費出版なので一般の本屋では売っていないから)。産木民彦さんが千里丘陵を歩き回って記録した貴重な写真のかずかずが、いま、万博マニアがひそかに集まる天満橋EXPO CAFEで展示されています。
今回は特別に、写真集に収録されていない初公開ショットも、壁の展示やファイルブックで見ることができます。北千里周辺、藤白台、「現代美」としか言いようのない万博建設現場など、今からおよそ40年前の貴重なシーンが満載!千里ニュータウン住民の方にもぜひ見ていただきたい展示会です。(若い人が見たら「これが北千里ですよ」って言ってもわからないかもしれないですね…すごくカッコイイです!)
写っている住民は、全員若奥様!全員ミニスカート!…って言っても誇張じゃないのは、見たらわかりますよ。
天満橋のEXPO CAFEは、EXPO’70研究にハマッてついに脱サラしちゃった白井さんが、「1970年の雰囲気の再現」にこだわりぬいて開いたお洒落なカフェ。万事こだわり趣味の白井さん、メニューのほうもすごく美味しくて凝ってます。万博を知らなくても十分楽しくて明るいポップな空間です。
「EXPO CAFE」は、天満橋交差点から南西に少し入り、北大江公園を西にちょっと行ったところ(大阪市中央区島町2-10)。天満橋駅から徒歩3分。11:00-22:00。日曜日は休み。電話は06-7504-7365。
いい場所でいい展示会の組み合わせに、きょうはちょっと興奮気味で書いてしまいました。展示期間は決まってないそうですが、どうぞお早めに…。このブログの読者の皆さんだったら、もう一度行きたくなるに違いありませんから…。
コメント
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コメント (10)
いつまで展示なんでしょうか。12月までなら何とか都合付けて行きたいですね。
それが(オーナーの白井さんによると)うしろの展示の予定がが決まってないので、これの最後も決まってないんだそうです。産木さんは「だいたい1ヵ月ぐらい…」とおっしゃってたと思いますが…。ところで健ちゃんさんは『千里山』はお持ちになってたんでしたっけ?
はい、しっかりネットで手に入れました。時々眺めては子供の頃の記憶をたどってます。
ネットで…(@_@) 産木さん、写真集が遠くの町で千里を思い出す絆になってると聞いたら喜ぶだろうなあ。こちらは昨年夏、津雲台で写真展をされた時の様子です。
http://sui-haku.at.webry.info/200905/article_833.html
「千里山」写真集は
南千里のジャスコの3F本屋さんのレジの所に
積んでありましたよ♪
いまEXPO CAFEに行くと、そこでも買える!
先日、EXPO CAFEに行ってきました。スゴくいい雰囲気のお店でした。残念ながら、大阪万博を知らない世代の者ではありますが、少し当時の様子を垣間見れたような気がしました。
先日はあまり時間がなかったため、ゆっくりできませんでしたが、また行ってみようと思います。
もちろん、写真集『千里山』も買いましたよ。
P.S.
EXPO CAFE、ブログにリンクさせていただきました。
http://senrinewtown.main.jp/wordpress/
でしょでしょー?「EXPO CAFE」にしても「団地萌え」にしても重要なポイントは、懐古趣味じゃなくて、リアルタイムで知らない世代にもウケている(価値が普遍化されている)ってことじゃないかと思います。
はじめまして
「千里山」写真集を購入しましたら展覧会のご案内を頂き、今日「EXPO CAFE」に行ってきました。
1965年~1969年まで青山台に住んでおりましたので、懐かしく拝見しました。
未発表の北千里駅前の写真が5枚ほどありましたね。
写真集「千里山」は、よくぞ出版してくれた!という価値の高いものです。千里の再生が話題になっているとき、タイミングも良かったと思います。この写真集を見ていると、ずっと見慣れてきた北千里駅前もずいぶん変わったものだなと、ちょっと呆然としますね。