ゆるやかな丘をぬって雲型に走る広い道路、分離された歩道、よく育って行儀よく並んだ街路樹、ゆったり敷地を取った戸建住宅街…キャプションがなければ千里ニュータウンのどこかと言っても通りそうですが、北海道の北広島団地の一角です。ほんと、千里と「そっくり」ですよね~。
しかし静まり返って人がいない…8月の、よく晴れた、日曜日の午後に行ってこれということは…。
北海道ではひときわ早く、千里の直後ぐらいに開発された北広島団地。急速な高齢化、若い世代の流出というニュータウン特有の現象が顕著に出ているようです。これは千里でも他人事ではないのではないか。こういうことを「閑静な環境」と言っているだけではいけないのではないか…?議会でも切実な質問がされているようですし、いろいろなリンク先の資料の「北広島団地」を「千里ニュータウン」に置き換えても、まったくそのまま通ってしまうところが言葉を失うほどです。
この旅行では行けませんでしたが、やはり札幌近郊の江別市にある「大麻(おおあさ)団地」(団地って名前ですがニュータウン・1964年造成開始)でも、同様の問題が起きているようです。
千里と北広島、大麻。1000km以上離れていても同じニュータウンDNAを埋め込まれていて同じ問題に直面している。ということは、後発のニュータウンにも同じ問題はやがて訪れるということです(多少形は変えても…)。ということは、知恵を交換すれば同じ知恵が使えるのではないか…?お互いに見に行くことから始めてもいいんじゃないかと思いました。
余談ですが信号機の標識、温暖地と同じ「ランプ横並び」になってますが、実際の信号機は積雪地用の「ランプ縦並び」がついてます。
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