何かに似ているカンヌ駅(フランス)
- 2008/6/18
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- 建築, 旅行記
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突然ではございますが、実は私、数日前からフランス・コートダジュールはカンヌに来ています。当地で開かれているカンヌ国際広告祭を見るのが目的。ここまで来ていながら千里の写真をあらかじめストックアップしておいて、日本にいるかのようにブログを書くのが少し滑稽に思えてきましたので、きょうは素直にカンヌの写真をブログにします。
こちらはフランス国鉄のカンヌ駅。世界的リゾートの玄関にふさわしいスマートな駅舎ですが…これ、何かに似ているぞ?…答えはこちら。写真左の千里南センタービル。特徴ある窓枠が…よく見ると全然違うのですが、パッと見た第一印象が…建設時期も(たぶん)近いのではないでしょうか。
コメント
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コメント (5)
奥居武さんにしたら不思議な時間帯の更新が続いているなーっと思っておりましたら、おフランスにご滞在ですか。いいなー。
ところで、カンヌ駅舎は、20世紀はじめにあらわれたモダニズム(っていったっけ?コルビジェとか、ああいう直線的なデザインのやつ)の流れをくんでいるといった方がいいのかも。千里は、まさにそのまっただ中!
南センタービルは、今はなき大阪そごうの設計者村野藤吾のデザインなんだそうですが、子供の時からああいったデザインの建物になじんでいるので、なんだかんだ言われても、こういったデザインに郷愁を感じてしまい、取り壊さないで、と思ってしまいます。
建築の潮流の基礎知識があると、外国へ行ってもいろいろ見方の軸ができて面白いでしょうね。フランスのパリなどにもニュータウンがあるようですが、ここカンヌでは見た限りそのようなものは目に入らないので、広告鑑賞に集中できます。
無意識に見てる千里南センタービルを
見る目が変わりました。
”村野東吾”で検索すると、梅田の換気塔というのもあってあのデザインと同じ人なのかぁー!と驚きました。
http://www.mediawars.ne.jp/~m921320/a_map/map_of_osaka_02.htm
フランスには、コルビジェが設計した
団地萌えの人にはたまらない有名集合住宅である
「ユニテ・ダビタシオン」がありますよね。
巨大な?団地で、中にホテル?があって泊まれるらしいので
いつか行ってみたいな・・・なんて思ってます。
団地萌えは・・・私か(~o~)
千里ニュータウンって、町そのものひっくるめて「モダン」だと子供心に感じてました。特に両親の郷里に帰省して帰ってきたときなど強かったですね。
自分が住んでる(育った)町に萌えられるのは、とっても幸せだと思います。それは…私か!