遠くの町の仲間たち…大山田ニュータウン(三重)

つづいて桑名郊外の「大山田ニュータウン」へ。けっこう大きくて、まだ拡げている途中。町名は「星見ケ丘」「陽だまりの丘」…。少し内陸の、小高い丘の上に位置しています(全域が「丘町名」なわけではありません)。桑名は旧市街地が低い河口にあり、1959年の伊勢湾台風でもやられていますから「丘」であることが他の土地よりプラス価値として大きく受け止められるのかもしれません。

ニュータウンの入口には大きな巨大なイオンSCがありました。三重県はまさにお膝元です。だからと言って特別な趣向があるわけではありませんが…。今や日本中、とくにニュータウンぽい町にはどこにでもあるようなイオンですが、こういう立地で見ると、先鋭的な大都会でもなく、田舎でもなく、その中間の…とくに特長って探すのが難しいような…しかしそういう町は日本中にある…そういう「トカイナカ」でのちょっとした安心感とか日常的なハレ感を「同じように」供給するのが上手くてここまで成長したのかなあ…と、そんなことを考えました。それは結果的に「ニュータウン的なもの」と相性がいいわけです。

この投稿は2014年5月6日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。

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