集合住宅も北海道スタイル(おたる望洋パークタウン)

こちら千里ニュータウンにもたくさんある「階段室型5階建て」の集合住宅(大阪や東京でいう「団地」ですが、地方では「団地」って必ずしも集合住宅を示すとは限らない)。見事に北海道流にアレンジされています。
積雪を自動的に落とすための片流れの屋根。南向きのベランダを広く取るために入口は北側(この写真の裏側)にありますから、「入口の反対側に雪を落とす」のルールから、南側に雪が落ちるようになっています。したがってベランダは屋根の内側に作られています。煙突が6本も立っているのも、それだけ暖房設備が強化されているということでしょう。
この団地は道営住宅のようですね…(管理は公社)。つぎは棟の北側に回ってみましょう。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る