長野から直江津経由で富山に移動し、コンパクトシティの取り組みを見学。すげーカッコイイ路面電車にも試乗しました。
こちら中心市街地の「丸の内」(東京の丸の内じゃありません)。全面ガラスの大きな風よけがついた停留所です。駅名、路線図、時刻、到達時分などの情報はわかりやすく中心に集約されています。跳ね上げ式のベンチが8脚。奥行きがないスペースを有効に使っています。ホームは低く、路面からはスロープでつながっていて、最新式の電車の床はノンステップでそのまま乗れます。
富山ではコンパクトシティを進めるために既存の路面電車の路線を環状線にしてつなぎ、JR富山駅の北側から港に向かっていたJR富山港線をこの路面電車と同じ規格のライトレール(LRT)に造り替え、新幹線の工事と揃えて駅の南北の路線をつなげる計画です。近々新幹線が来るのに町を小さくまとめようという施策は、なかなかできるものではありません。
チンチン電車など過去の遺産だと思っていると大きなものを見失います。なんでも東京が進んでいるわけじゃないのです。
この投稿は2014年6月15日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。
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