アポなし取材で貴重なお話を伺いました。最初期の大規模団地で戸数がゆったりとってあり、環境の素晴らしさに住民も建替を望まず、大家のURも特例的に「建替しない」選択を認めた団地ですが、では少子化はどうするのか…?建替をせず、戸数を増やさなければ、どうしても子供の数は減っていきます。

という疑問をぶつけてみたところ、「何もかも望むのは、ムリでしょ!」とさばけたお答え。この町(団地)は今の(高齢者が多い)住民がきちっと守っていって住み遂げるから、若い家族が積極的に増えないのは仕方ないと割り切っておられるようです。(ちなみに光回線の工事をやったり、それなりに時代のニーズに合わせる改善はしているとのことでした。)

ビックリしたのは、この市では公立の小中学校も「行く学校を選べる」ことにそもそもなっていること。学校は入学前の健康診断まで次年度の児童生徒数がわからないというのです。そうすれば地域ごとの少子化は、学校の人気によって「ならされる」。いちおう学区はあって「隣接学区の」「歩いて通える範囲」に限られているようですが、学区内の子供が少なくても、周辺で「あそこに通いたい!」という評判が高ければ、ある程度はカバーされるということです。「大規模団地」と言っても「大規模ニュータウン」よりは小さいですから、一歩外に出れば違うプロフィールの地区もあるということでしょう。

世の中いろんな角度で変化しています。首都圏近郊なので、小さい小学校でも各学年2クラスはあるというお話でした。

この投稿は2014年9月6日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。

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