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高蔵寺ニュータウンの熱いイベントに参加してから3日後、多摩ニュータウンに私の姿がありました。(ワールドツアーをやっているわけではないのですが…たまたま用があり…あ、これは駄洒落ではないですよ…)
桜も咲き始めた多摩中央公園はお気に入りの場所ですがその一角、多摩市立グリーンライブセンターに、おや?見たことあるような札を下げたレモンの苗木が2株…
そうです、この2株は「ニュータウンの縁」で大阪は泉北ニュータウンからやってきた「泉北レモン」の株なのです。泉北ニュータウンでは「泉北ニュータウンをレモンの町にしよう!」という活動を熱心にやっていて、苗木の配布やいろいろな場所への植え付け・育成、レモン産品の開発など、住宅地として開発されたニュータウンとしてはユニークな活動を、もう10年以上も続けています。「ニュータウン×農業」、面白いですね。
ある住民の方が庭のレモンがやたらと実をつけるので不思議に思っていたところ、「それは気候に合っているからだ…南大阪は瀬戸内式気候だから!となりの和泉市ではみかんが特産だろう?」と農家の方に教えられ、一大発奮!
「これでまちづくりをやってみよう!電車を降りたらレモンの香りがする街になったら素敵じゃないか。レモンからいろいろお土産品も作ってみたい。町にはお土産品が必要だ!」とすごい勢いで仲間を巻き込み行政も乗っかり…元気にムーブメントを展開しているのです。
ニュータウン同士は「人の交流」もあるので、多摩ニュータウンでグリーンライブセンターの運営を委託されている「ニュータウン好きの人」(いるんですね~どこにでも…)が、泉北ニュータウンの関係者に連絡を取って取り寄せてみた…という話だそうです。
「泉北レモン」の活動は、参加のしるしであるプレートを買って、その代金が活動資金になる…という工夫になっていて(苗木を活動から買ってもいいし、自分で調達して登録してもいい)、1枚ずつナンバリングされていますが、多摩に来たこの株はNo.2244とNo.2245.「そんなに活動が広がっているんですね!」と多摩の人も驚いたそうです。
遠く離れたニュータウン同士がゆるくつながって、知恵を交換したり交流するのは意義のあることだと思います。地域は違っても、やはりニュータウンとして共通の特徴や課題はありますからね。
さて、多摩に飛んだ「泉北レモン」は無事に育ってくれるでしょうか?せっかくのご縁なので上手くいきますように!
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ランドスケープの観点から「万博レガシー」を考える特集号。超豪華メンバーにまぜていただき、千里万博の近隣住民として60年にわたり変化を見てきた私の講演録も出ています。

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