北小校庭跡もマンションに
- 2020/10/14
- ニュータウン内, 千里ニュータウン
- まちづくり, 団地
- 2 comments
こちら青山台。2009年に廃校になった北千里小学校の校庭跡は、長く放置されていましたが「売却してマンション用地とする」方向が定まり、2019年春に同校名物だった専用歩道橋も撤去、今はマンション建設工事が進んでいます。
駅近の一等地で、公的な用途への活用はないのか?という意見もありましたが、青山台は集合住宅の建替が少ないため人口減が激しく、少しでも人口が増える要素になれば…という地元の願いも切実で、ここをマンションにすることに関しては、大きな異論もなく決まっていったようです。
必ず座れる始発駅すぐのいい場所なので、お値段もけっこうよさそうです。11階建ですが1棟だけなので、人口増への寄与は限定的ではありそうですが…。
惜しまれるのは背後の斜面に展開するUR青山台団地と、北千里駅間相互のビューがブロックされてしまうことです。何もなかった時代(~1973)→北小の校庭だった時代(1973~2009)→空き地だった時代(2009~2019)を通じて、北小の専用歩道橋以外には、視界をさえぎるものはここにはありませんでした。
町のにぎわいと景観を引き換えにする形で悩ましいところではありますが、青山台の入口に子供たちの姿が増えることは、ニュータウンにプラスになることだと考えたいです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
ここも先日見てきました!
11階建1棟だけ!?
緩やかなカーブを描いてC75棟を建てましょう!!ちゃうか…
藤白台からセルシースイミングスクールに通っていたので
いつもバスで北千里小学校の歩道橋の下をくぐっていました
C75棟、いいですね。北側への日影の関係で、それだけしか建てられないようです。178戸です。中層団地で4棟~5棟分というところでしょうか。それでも「何もなかったところに出現する」のは大きく感じられるでしょう。周囲と調和するデザインになるといいな。