早春のシルエット
- 2012/1/14
- 藤白台
- まちあるき
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このブログを始めてから、たぶん一番シャッターをたくさん押した場所が、藤白台から北千里駅にかかる歩道橋の「藤白橋」。
町の中のアーチ型を探したり、万博のときはこの下をゾウの群れが歩いて行ったり、団地の建替を見守るお立ち台になったり、橋から見下ろした桜の落下が日本画みたいだったり、バリアフリーの進化があったり、いろいろな人の思いが交錯して、この橋だけでオムニバスの小説になるんじゃないかと思うほど多彩な物語があります。
遠くのニュータウンに行ったら、この橋に似た「アーチ型の歩道橋」って、仲間がたくさんいるんですよね。ニュータウンでは「人」と「クルマ」の平面交差はできるだけ避けるので歩道橋が増える一方、橋のたもとにあらかじめ土地を取って階段ではなくスロープで持ち上げている場所が多いのです。
昔は、朝は団地から駅に向かう「企業戦士」の群れが(この写真でいうと左から右へ)ゾロゾロと行ったものですが、最近は企業戦士はリタイアしたりして減ってしまったので、むしろ駅から阪大や金蘭に向かう学生の群れが、電車がつくたびに右から左へアリのようにゾロゾロ…(僕が会社へ行く時間が遅いから「企業戦士」に会わないだけかも?)
そういえばきょうあすは大学のセンター試験なのでした。受験生の人はこのブログの写真をプリントアウトしてポケットに入れていくと、大学生の仲間に入れる…かも…?(あ、これは見ちゃダメ!)
コメント
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コメント (4)
藤白橋の思い出はつきません。
雨の夜、父に傘を届けに藤白橋を渡ると、
駅の券売機横の自販機で必ずヤクルトを
買ってくれたこと、
駅から自転車で橋を渡ると壁に正面衝突して
股間を打ったこと(笑)、橋の下に基地をつくって、拾った××本を読んだこと(笑)等・・・
藤白橋は勾配が急ですからね。やっぱり人が集まる場所には思い出も集まるような感じがします。このブログ始めるまであんまりこの橋に思い入れなかったんですが、いろいろ表情があって面白い。これ、真っ平らじゃないから情緒があるような気がします。センター試験も終わりましたが、この橋を渡る受験生の気持ちもこもごもなんだろうなあ。(遠い目)
懐かしいですね~。
確かに、この橋は雪が積もると恐怖でした。
手すりに摑まりながらゆっくり、ゆっくり歩いた記憶があります。
そして、その横を、ひとり、またひとりと金蘭千里の男子学生さんが滑り落ちていかれてました(笑)
ここから箕面の山々を見るのが好きでしたね。
toraさんこちらに撮っております。
http://senri-g1964.at.webry.info/200703/article_8.html