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ドングリの森へようこそ!(愛知・高蔵寺ニュータウン)

高蔵寺ニュータウンのまちづくりの歴史で落とすことのできないご自慢の森へ案内していただきました。
こちら高森台(たかもりだい)に小高くそびえる高森山。いまでは鬱蒼とした森になっていますが、戦後の乱伐や、開発当初に何度かの山火事があり、マルハゲ状態であったとのこと…。そこで地元の小学校の校長先生がリーダーになり、大人も子供も約500名がドングリを手に持ち、「私たちが鳥になってドングリを植えよう!」と1972年からドングリ作戦を開始。長年の努力が実ってこんな立派な森になったというお話でした。
なんだか現代の民話みたいだなあ…。自然そのものも立派なのですが、「この自然は私たちが作ったんですよ!」というあたりがニュータウン育ちとしては胸を打たれるところです。
私はこの話を聞いて、藤白台「ふれあいの道」斜面に公社住民の方が植樹をした話を思い出しました。こちらは「鳥が来る森をつくろう」と、鳥が実を食べる樹種の苗木を、詳しい方が選定したという話でしたが…。やはり今では立派な森になっています。
ドングリ作戦、47都道府県の木、ふれあいの道、三色彩道…一度マルハゲ状態に造成して出発したニュータウンでは、「樹を植える」という行為が、まちづくりとイコールであったという歴史も共通していますね。
そんなニュータウンに育ったのに自然オンチの私は「ドングリの木って、どれですか?」と思いきりバカな質問をしてしまい、グリーンのジャンパーを着た町案内の方にあきれられてしまいました…。(遠来の客を迎えるのに揃いのジャンパーを着る…という発想は、各自好き勝手が好みの千里住民ではありえない話かな?と、ここでは地域の差を感じました。)

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