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沖縄は完全なクルマ社会…特に人口が集中している那覇周辺では大阪以上の渋滞もしばしばです。
そこで2003年に開業したのがモノレール!日本最南端の鉄道です。那覇空港から首里まで…。愛称はゆいレール。かわいらしい2両編成が走ってます。かわいいけれど設備は最先端です。
沖縄には戦後長い間鉄道がなかったため、ホームページを見ると「鉄道の乗り方」が親切に案内されていて、ほほえましいです。
いくつかの駅で乗り降りしましたが、駅前にクルマとモノレールを乗り継ぐための交通広場(タクシー・バス・自家用車乗降場)が整備されているのが目につきました。クルマとの接続をよくして、少しでもクルマ社会とモノレールの共存をはかっていこう…という狙いでしょうね。写真は日本最南端の赤嶺(あかみね)駅。大阪モノレールの駅じゃないですよ。
鉄道がなかった分、沖縄ではバスがやたらと発達していて、タクシーも初乗り450円と内地に比べるとかなり安い。鉄道がなかったということは、「駅前」とか「終電」とか、鉄道にともなういろいろなものもなかったということです。そんな中に「ゆいレール」は定着していこうとしているわけです。
千里NTはバスや鉄道も整備されているけれど、やはりクルマが手放せない町と言っていいでしょう。しかし高齢化が進み、交通手段の役割分担を考え直すときにきているような気がします。大阪モノレールも開業から15年以上たって、いろいろな工夫をして、ようやく乗客数が増えてきたようですね。
交通広場をはじめとする「ゆいレール」の試みも、鉄道空白県から交通先端県への挑戦と言えますね。がんばれ!ゆいレール!
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