高蔵寺ニュータウンのレポートをしているあいだにも、千里の藤白台では公社A棟の第一期解体工事が着々と進んでいました。
藤白橋の上からA19棟の定点観測を試みました。4/26がこちら。5/4がこちら。そして5/30には覆いが取れてきて、前は見えなかった空が見えてきました。いったん手をつけるとあっけないほど速く景色が変わっていきます。
解体中の様子はいささか生々しく、ここに出そうかどうしようか迷ったのですが、何も出さないのも「町のアルバム」としては不十分な気がしましたので、考えて博物館勝手ブログの軒をお借りすることにしました。心の準備ができた方はこちらからご覧ください。
他のニュータウンと比較するにつけ、千里はいつも先頭を走る運命なのだと思わずにはいられません。
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コメント (2)
勝手ブログ見ました、心の準備をして…生々しいですね。かつて友達や知り合いが住んでいたと思うと、寂寥感みたいな思いが広がりました。でも変わっていくからこそ、思い出も美しくなるんですよね。
これは単に壊しているのではなく新しい藤白台への一歩なんだと思ってみても、やはり思いが沈むのをぬぐうことはできません。子供の頃から40年以上見慣れてきたんですから…友達やおばさんの顔が浮かぶんですよね。自分の子供時代がなくなるような気がするのかなあ。団地は戸建以上に大勢の人の思いを集めて建ってきたのだということが、なくなってみるとわかります。