キュビズムの町?(千葉・幕張ベイタウン)

ひさしぶりに千里を離れてほかのニュータウンの訪問記いってみましょう。ずいぶん溜まっているのでどこにしようか迷ったのですが、今までいろいろ行った中で景観ビックリ度No.1幕張ベイタウンにご案内します(訪問は今年2月)。
ここは京葉線海浜幕張駅の海側に広がる広大な埋立地に1995年から入居開始された若いニュータウン。千葉ロッテマリーンズの本拠地でもあります。
この町の最大特徴は、すべての街区がぴったりした「囲み型」の配置で、建物に囲まれた中庭がコミュニティの広場になっていること。中庭(パティオ)にちなんで「パティオス」という町の愛称もあります。電柱はなく、駐車場の多くは地下で処理され、カラフルな壁面と凝ったデザイン!壁が折れ曲がって飛び出していたり、まるで近代絵画の中に入り込んだようです。これ、集合住宅なんですよ。ここは中庭へ抜ける通路に池をあしらってますが、人工竹林があったりフラワーガーデンがあったり、ブロックごとにいろんな試みがあります。賃貸と分譲、両方あるようです。

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