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海と暮らすニュータウン(千葉・新浦安)
- 2011/4/16
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- 震災
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ニュータウンになった土地はニュータウンになる前何だったか?を見てみると「丘陵地、埋立地、軍用地」の3つが上がってきます。つまり「まとまった」「転用しやすい」土地を探そうとすると1960-90年代のニュータウン大量建設期にはどうしてもそうなった…ということで、このうち2つめのグループに属するのが「埋立地=海のニュータウン」。関西ではポートアイランド、六甲アイランド、芦屋浜シーサイドタウン、潮芦屋、神戸東部新都心、大阪南港。首都圏では幕張ベイタウンや千葉海浜ニュータウンなど、このグループに入る町はけっこうたくさんあります。
今回の震災では浦安の液状化がかなりひどいことになっている…という報道で案じていますが、東京ディズニーリゾートと隣り合っている新浦安も「海のニュータウン」のひとつです。ここは前にもご紹介しましたが、バブル期からの開発でまだ比較的新しく、豊かな時代のデザインのゆとりも感じられて、本当に美しい町でした(2009年訪問)。東京から一歩出たところでこんな生活が楽しめたら、これはかなり憧れちゃう…と考えた人も多いのでは?住宅地から人工林を抜けると、すぐに海!人工の広い浜がありました。
阪神大震災のあと、芦屋浜ではやはり液状化がひどくて、マンホールが50cm~1mばかりも飛び出ているのを見たことがあります。不等沈下した戸建もあったと聞きました。こんなのどうやって直すんだろう…?と思いましたが、今行ってみると跡形もなく修復されています。飛び出したマンホールは切り取ったんだろうか…?
震災後の浦安を見ていないし、今回は「阪神」よりもはるかに大きな災害であったわけですが、「阪神」のあとだって本当にひどかったのです。海の近くで暮らすことはもともと塩害やいろいろ問題もあるわけですが、それでも日本人は海と暮らしてきた…。安易な言葉は本当に言えないですが、その町を好きな人たちが本当にいれば、町はよみがえっていくものだということを信じたいと思います。
コメント
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コメント (3)
ありがとうございます!
千葉の埋立地に住むものです。
今回の震災では、わが町も液状化にあい、
少し悲しい想いです。
でも、生まれてからずっとこの地域に住み、
大好きな街なので、
また、あらたにこの街とがんばっていこうと
決めました!
このブログにはげまされました。
ありがとうございます!
そう、やっぱり海のそばにいたいんですよね。
なんでかわからないけど、
震災後でもそういう気持ちです。
そうですか、元気を出していただけたのなら良かったです。僕の後輩も新浦安に家を買ってて、どうしてるんだか心配なのです。好きな町があるってことは幸せなことです!少しずつでもきれいにしてくださいね。
「ためされて なお海が好き 町が好き」
椎名誠のエッセイをまた読みたくなりました。