ムーミンの家?サザエさんの家?(フィンランド・タピオラ)

ゆったり森の中にたたずむようなタピオラは、実は大変集合住宅率が高く、日本のようにできるだけ大勢詰め込むためではなく、建蔽率を集約することで空間をゆったり確保しようという意図が伺えます。

が、そんな中でも戸建が全くないわけではありません。その例が、こちら。「集合住宅が多いニュータウンの中のわずかな戸建」というと、限られた人たちのための豪邸を想像してしまいますが、ムーミンかサザエさんのエンディングテーマに出てきそうな可愛らしいとんがり屋根の家です。(と言っても、たぶん日本の空間に持ってきたらかなり大振りだろうとは思いますが…)

1軒ごとに色が異なり、林の中に散在するようなコテージ風の配置で、数も大変限られています。調べてみると1954年築ですから、ごく初期のパイロット的なバリエーションの一つとして造られたようですが、60年以上を経た今でも欠けることなく保たれているのは、建物に対する考え方が日本とは違うのでしょうか。

この投稿は2016年2月16日にfacebookに投稿した写真にコメントを加えたものです。

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