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- アスタナの団地を激写!(カザフスタン)
ついにやってきました、カザフスタンはアスタナの「万博外人村」…っていう言い方はEXPO’70のときの千里での呼称。万博開催にちなんで開発された、万博に隣接した一角です。千里ニュータウン民としてはヒジョーに親近感を覚えます…。
この一角は「万博関連開発だけど万博従業員が住んでるわけじゃない区画=EXPO PLAZA」と「万博期間中(3ヵ月間)は万博従業員住宅に回して、その後一般開放される区画=EXPO VILLAGE」に分かれていて、写真に写っているのは前者。まだなんとか万博に間に合った体で、住民は十分入ってはいないようでした。
とはいえ、「万博関連=国家の顔」ですから、とてもきれいに造られています。手前の馬みたいな造形は植木を刈り込んでそういう形に仕上げる 「トピアリー」 っていう手法ですね。メンテナンス大変そー。
万博会場は新市街中心から約5キロの「郊外」。さらにその外側8キロほど行ったところに空港があり、都心と空港の中間に住宅開発の拠点を置くのは日本でも地方都市によく見られる配置です。
カザフスタンは「草原の国」ですから土地はいくらでもあるのですが、都心に近い場所は高層の集合住宅で固められていて、社会主義国的な「団地」の考え方が残っているようです。その中ではこの「 EXPO PLAZA」 は8層程度で、郊外でもあり、ややマイルドな密集度に抑えられています。デザインも「ちょっといい感じ」です。
分譲なんでしょうか、賃貸なんでしょうか。中国などで見られる「使用権を買う」という考え方かもしれません。この一角の広告看板が道沿いに立っていて、それは日本の分譲マンションを売ってる感じとそんなに変わりませんでした。1階部分には日常的なお店が入れられるようになっていますが、住民がまだ十分入っていないので閑散とした感じでした。
この投稿は2017年7月22日にfacebookに投稿した文章に加筆したものです。
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