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- ソウルの豊かな消費社会の一面
新盤浦(sin-banpo)団地に隣接する高速バスターミナルと一体になったショッピングセンターにやって来ました。ここは「都心」ではなく、ちょっと郊外の…千里中央とか江坂に似たような立地の拠点のはずなんですが、やけに立派です。デパートもぴかぴかしていて、平日の昼間でもゆとりありげな皆さんでにぎわっていて、千里阪急というよりは梅田の阪急じゃないかという感じです。
この一帯…漢江に沿って西から瑞草区、江南区、松坡区と続く3区は江南(Gangnam)と呼ばれ、1980年代を中心に集中的に開発され、今ではソウルの中でもリッチなエリアとして「鳴らしている」ということです。首都の郊外と都心の結節点でリッチと言えば、二子玉川にたとえるほうが近いかもしれません。『江南スタイル』というヒット曲(2012年)でエリアのステイタスが定着したという点でも、金妻で有名になった田園都市線沿線と近いものを感じます。
お昼も近い時間にお茶を嗜んでおられるのはほぼ女性ばっかりで、男性はこの時間にどこで何をしているのか?と想像すると、ややせつない気分になりました。
周囲は高層の集合住宅がぎっしりなんですが、高密度化して人口密度を上げれば、商業にもにぎわいが出てくるということもあるでしょう。いや、それにしてもここはやっぱりリッチだな。
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2020年 5月 02日
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