ハリネズミ型配置?(ソウル松坡区・五輪洞)

(2019年11月に訪問した時の記録です。)ソウル五輪の元選手村、まずは配置を確認しておきましょう。これは…!南面平行配置でもなく囲み型配置でもなく、ハリネズミ型?こんな配置、見たことがありません。ちなみに南は、右少し上です。

中心の傘の柄のようになっている建物が、商業施設です。その左上の部分に、コミュニティ施設があります。この地図で真下、地下鉄の駅がある広い道路を渡った下が、五輪の第二会場にもなったオリンピック公園メイン会場は2キロほど離れています)。Y型に水路が流れていますが、上の水色の部分は未利用地で、水面ではありません。

円形部分は時計の針のように住棟が並んでいますが、ますます驚くのは、中心から遠い、濃いピンク色の部分が高層で、中心に近い棟ほど低層になっていることです。アクセスを考えれば、普通は中心に近いほど高層にするのが定石ですが…ここは逆。短期しか滞在しない選手たちが交流するように、あえてこのようにしたのでしょうか?傘の柄から円形の端までは300メートルぐらいですから、そう遠いわけではありません。

いずれにしても、意欲的な設計だなあ!地形は全体にフラットですが、既存の大都市の中心に選手村+五輪会場をはめこんだのではなく、少し郊外の土地を確保して、その後の都市発展の礎にしたという点ではニュータウン的であると言えます(松坡区はソウル特別市の中では南東の端になります)。

…そうか!この配置はソウル五輪のシンボルマークをかたどっているんだ!

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