五輪〔第二〕会場密着の選手村(ソウル松坡区・五輪洞)

(2019年11月に訪問した時の記録です。)ソウル五輪の元選手村、コミュニティセンターの入口に隣のオリンピック公園(1988年五輪の第二会場)と一体になった地図が出ていたので、アップしておきます。

道一本はさんで、密着しています。選手の移動にとっては、理想的な位置関係ですね。東京の地図と同縮尺で比べてみると、代々木公園+神宮外苑に匹敵するスケール感です。選手村とあわせて、よくこれだけのまとまった土地が取れたものだ…。

そして両方あわせて見てみると、競技場と選手村を結ぶ中央の軸線からどちらも円形に建物が配され、非常に造形的な配置になっていることがわかります。中心部分に地下鉄の駅があります。オリンピック公園側で散らばっているのは、体操競技場、陸上トラック、プール、テニスコート、ホールなど。造形的な配置に「都市計画してやるぞ!」という強い意欲を感じます。

(日暮れが迫っていたのでオリンピック公園の中までは行けませんでした。また次の機会に!)

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