コロナに関する「大阪モデル」のシグナルは黄色にならないことを願うばかりですが、これは千里南公園・牛ヶ首池の水辺を彩る…キショウブ?…いずれにしてもアヤメの仲間のようです。

南公園がある津雲台は「あやめ橋」や「あやめ保育園」もありますが、これはニュータウン開発前の小字名に「菖蒲谷」という地名があったことから来ています。テキトーにつけたのではなく、由緒正しいのです。牛ヶ首池のこの花は…元からあったのか?イメージ戦略であとから植えたのか?はわかりません。

大阪府は一時期、ニュータウンの玄関口の代表的な公園にある池が「牛ヶ首池」ではあまりにおどろおどろしいと考えたのか、この池の名を「あやめ池」と改称しようとした時期があったようですが、それは上手くいかなかったようです。

キショウブもあやめの一種ですが、wikiを引くと原産は西アジア~ヨーロッパで、日本では自然環境で増え過ぎてしまって「要注意外来生物」とされているようです。和風だと思っていたら、いろいろと複雑なようです。

ニュータウン育ちとしては自分も外来種のようなものですからやや複雑なシンパシーを感じてしまいますが…それは考えすぎかもしれません。

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