(2018年7月に訪問した時の記録です。)ここはニュータウンとも団地とも言えない町ですが、シンガポールではきわめて貴重な戸建住宅街で、かつ相当の高級住宅街だとひとめでわかる「ホランド・ビレッジ(荷兰村)」。
都心からわずか7キロ、「クイーンズタウン」や世界遺産にもなっているシンガポール植物園にも近く、交通至便なのに落ち着いた一角です。
町の入口には厳重なゲートがあり…ということはなく、丘をなぞるように環状道路になっているオモテの街路は誰でも歩いて入れますが、もう、そこら中で監視カメラの目が光っていることは間違いなく、無言の圧力が迫ってきます。超高級住宅地というものは、そういうものでしょう。しかし各戸の道路に対する構え方はむしろオープンです。訪問した日は「ごみの日」だったようで、そこからだけ生活の気配がただよってきます。
土地が限られ、国民の80%が団地に住んでいるようなシンガポールでも、こういう町はあるのです。どんな人が住んでいるのでしょう?田園調布より、もっと格上かもしれませんね。環状道路で入口が限られているところは、う~~~んと大衆化されて日本のニュータウンにも取り入れられていますが、やはり「土俵が違う」という感じはします。
地下鉄の駅前には瀟洒なショップも並び、そのあたりだけは外来者も来る感じでしたが、ここまで中に入ってしまうと…目の保養になったというか、疲れました!
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2021年 1月 20日
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