春の千里丘陵といえば、タケノコです。

2021年春、花の進みは早いようで、空気のひんやり感は季節が遅いようで…そんな不安定さこそ、今の季節かもしれません。じわじわと開発の手が進んで見かけることも少なくなった「これ」ですが…ある所には、あるんです。でないと竹林、続きませんから。

「千里のタケノコ」、21世紀に入った頃までは「タケノコの缶詰工場」もあったと聞きますが、ふだんの市場で流通しているのを見かけることは、ほとんどないような気がします。千里のスーパーで売っているのは、遠くで採れたタケノコですね。

フードマイレージの観点からも、もったいないことをしているような気がします。地場産業として成り立つほどの収穫量が、もうないということでしょうか?それでも当然、竹林があればタケノコはあるわけですね。(勝手に採れば、窃盗罪になります!)

コロナ禍が去年よりもさらに悪化し、全国でも最多の感染者数を出している大阪府ですが(郊外の中でも吹田市の感染者数はずっと老い多いのです…都会に近い郊外だから…)、人を避けて歩き回れば、季節は「発見のネタ」をたくさん用意してくれています。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

好評発売中!

CITY LIFE刊のムックガイド。「歴史文化」「まちづくり」の取材が丁寧で大充実。「北千里を歩く象」の記事で協力しました。こちらから購入できます。

好評発売中!

樹林舎刊の写真集『吹田市の昭和』の千里ニュータウン部分を中心に、コラム執筆や写真のアレンジ、事実関係の確認などを担当しました。限定1,500部。書店でお申し込みください。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る