今年、2022年は、1962年に千里ニュータウンにはじめて住民が住むようになり、「まちびらき」が行われてから60年になります。千里ニュータウンは日本最初の大規模ニュータウンですから、「日本で本格的にニュータウンの生活が始まってから60年」とも言えるわけです。日本のニュータウン、還暦です!
その、1962年に千里ニュータウンの佐竹台ではじめて住民に鍵が渡された日が「9月15日」。還暦でもあることだし、この日を「ニュータウンがつながり、次の世代へ向かっていく節目」として「ニュータウンの日」にしたらどうか…というアイデアが出てきて、準備万端、ととのえました!
民間有志が申請主体になって、クラウドファンディングでも必要経費を募って、日本の記念日を実質的に仕切っている「日本記念日協会」に登録申請を行い、問題なく認定されました。
週末の関係で9月10日(土)に、記念日制定式典を南千里で行いました。コロナ対策の観点もあり、関係者と招待客のみのささやかな会としましたが、初期住民の方、若手住民のご家族、クラファン出資者、メディア関係者+日本記念日協会からも理事にお越しいただいて、NHK、日経新聞、読売新聞で報道もされました。全国各地のニュータウン有志の方からも、オンラインでメッセージをいただきました。
ニュータウンはいよいよ、千里を先頭に「100年」へ向かって行きます。「もうニューじゃない」なんていうツッコミはさておき、数百万単位(推測)の人が、数十年にわたって刻んできた「現代生活の足跡」に、意味がないわけがありません。この60年は、千里だけでなく、ニュータウンに関わってきた人たちすべて(住民、開発者、行政)が刻んだ足跡です。自己満足に甘えず、悲観論にも陥らず、しっかり歩いていく一里塚が千里だということですね。
千里だと思ったら、まだ一里だった…。ああ、こんな駄洒落を式典のスピーチの時に思いつけばよかった…(今考えつきました)。
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