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バイク率が高いパーキング(上海・浦江鎮)
- 2010/7/25
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- 交通, 上海
- 4 comments
こちらニュータウンの中にある量販店の駐車場。…なんですが、パッと見てバイク率が高いです。四輪のコーナーは写真の奥のほうにありますが、ワンボックスみたいなクルマが多いですね。キャスター付きのカートからバイクに買物を移している人も見えます。守衛のおじさんはいたけど、駐輪は無料のようでした。
一昔前の中国っていうと、大通りいっぱいに広がる銀輪の群れ…みたいな映像が浮かぶ…とか言うとトシがバレちゃう感じですが(「銀輪」は自転車の文学的表現ですよ!)、今やすくなくとも上海のニュータウンではスクーターみたいな小さいバイクが日常の「ゲタ」っぽくなっていて(この言い方も古めかしいなあ…)、ちょっとリッチな人はなんとかクルマを持っている…というぐらいのステージになっているようです。
このバイク率の高さ、1980年代の北千里駅前の風景に似てるなあ…。日本では1980年代にミニバイクが急増して、ヘルメット着用が義務化されてブームが下火になった…ということもありました。
このバイクの群れは、町が極端に高齢化していない…ということも物語っています。
上海は大きな川のデルタ地帯にあり、真っ平らな平野がどこまでも続く…という地形ですから、このバイク群は「坂がしんどいから」という理由で発生しているのではないでしょう。これは経済発展にともなう「日常の足」の変化のバロメーターでもあるわけです。
コメント
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コメント (4)
久々に拝見しました。
上海はこの10年で3回行き、マンションや団地も道すがら興味を持って見ましたので、詳細なレポートにまったく同感です。
先々月は北京にも行きました。
こちらも10年以上ぶりで、その変わりようにビックリ。
中国はホントに変化が早い。大丈夫でしょうか。
不動産の高騰ぶりはバブルだって言う人もいて、たしかにそうかもしれないなあ…と思いました。造ったまんま住民が入らないニュータウンも行きましたがそのレポートはこれから…。中国に限らず、バンコクもどんどん都市化がめまぐるしいです。
http://senri-g1964.at.webry.info/200804/article_1.html
経済の面からも、環境の面からも、急激な人口移動はやがて急激な高齢化を招きよせる…という意味でも「大丈夫でしょうか」と言いたくなりますね。つまり日本が今もがいてることは、アジアのほかの国に「さきがけてるだけ」という感じもするのです。
今年 ちょいとバイクを買うことになり
いろんな店を廻ったのですが バイクがない そう 僕らが高校時代にバイクが欲しくて店を廻った頃に比べ
バイクの種類がないんです
今日 ニュースになっていましたが 販売台数はその頃の一割まで落ちているそうで・・・
こら バイク屋さんの経営は大変やわぁ
世界に誇る 4大メーカー ホンダ ヤマハ スズキ カワサキ 頑張れ
日本国内での売り上げは この四社合わせても ハーレー一社の売り上げに届かないそうです 知らなかった^_^;
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/motorcycle/?1280154398
へえ、そんなに落ち込んでるんですか!するとメーカーはますます海外で売ろうとしますよね。