佐竹台の新築公社住宅レポート第4弾。
最新の公社住宅がどんなことになってるのか?藤白台関係の皆さんにも興味があることだと思いますので…いま少し佐竹台レポートを続けます。
こちらはお風呂場。1950~60年代の団地では銭湯の利用を前提にお風呂場がなかったり(初期の府営)、風呂用のスペースだけが用意されていて風呂桶は自分で設置ということになっていたり(建替前の佐竹台公社住宅は、入居時はそういう仕組みだったようです)…そういうことが当然の時代だったわけですが、もちろん2007年築の最新の公社住宅では、ご覧のとおりスイッチを押すだけでお風呂に入れます!
最近の集合住宅の一般的な流れとして、風呂場は住戸の中ほどに移動し窓はなくなりましたが、バリアフリーにも配慮されています。
内風呂がほしくてほしくてたまらなかった時代から、「あって当然」の時代へ…。なんでもなくビルトインされている設備も、ライフスタイルの変化の速さ(45年って長いようだけど、でもわずか45年ですよ!)を思うと、自分の小さい頃はどうだっただろう?これから○年後にはどんなことが「当然」になるんだろう?と、想像してしまいますね。

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