ニュータウンの同期生(北海道・北広島団地)

お知らせが2つ割り込みましたが、「北海道にある」北広島団地のレポートを続けます。
北広島団地は1969年から建設され、千里ニュータウンにほぼ続く時期であること、開発のベースにした法律が千里ニュータウンと同じであることなどから、この夏訪問した北海道の6つのニュータウンの中でも、一番千里に「よく似ている」という印象を受けました。千里に続いた泉北、多摩、高蔵寺などとほぼスタートは「同期生」になるので、そちらのほうがもっとよく似ているかもしれませんね。千里育ちの感覚で言えば、すごく「ニュータウンらしいニュータウン」です。
ところが同じ時期に同じような設計で開発し、同じ世代の住民を一時期に入れ、同じ歳月を重ねると…おやまあ、高齢化も同じ勢いで進んでいく…という事態になります。こちらは北広島団地についてまとめられた資料ですが、高齢化率は千里とほぼ同じ、文章の「北広島団地」を「千里ニュータウン」に置き替えると、恐ろしいほどそのまま通用してしまいそうです。1000キロ以上も離れていて、同じ現象が起きている…ということは、解決方法にも共通の何かが見出せるのではないか?同期生は長年遠く離れて暮らしていても、会えば同じような話題になる…ということですね…。
ニュータウンのほぼ中心、広い道路のY型交差点を望んで、歩道橋の上からパチリ!(こういうY型交差点、高蔵寺にもあったな~。)正面はUR住宅、左手が道営住宅、右手が戸建…ラウンドが美しい街路灯は千里と同期生の証拠ですが、UR住宅の傾斜屋根は、ここがたしかに大阪でも名古屋でもなく北海道であることを語っています。

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