南千里駅前、定点観測三変化の三枚目。写真右手の佐竹台メゾネットが建替のため姿を消しました。
定点撮影は環境の変化によって同一地点での継続撮影が困難になることがありますが(建物ができたり植栽が成長して視界がふさがれる、同じ撮影地点に立てなくなるなど…)、この撮影位置は南千里駅のホーム上、道路と交わった地点なので、今後もその心配はたぶんないでしょう…。一枚目を撮った時に意識したわけではないのですが、画面左を街路灯のカーブに合わせ、下の線を歩道橋に合わせ、画面右を裏向きになった道路標識を目安にすると、位置決めがしやすい構図になっていることもラッキーです。(しかも現地に行かれればわかりますが、ホームの側面が「ここで撮った」という位置同定がすごくわかりやすい構造になっています。)
しかしこの3枚、2003年、2007年、2009年と、21世紀に入ってからわずか数年間の変化なのです。激動の千里ニュータウン…。このあと、四枚目=メゾネットの跡地のマンションが完成する。五枚目=南地区センタービルが解体される。…と、最低5枚の定点撮影ができるでしょう。だからせめてワシントンヤシの並木は変わらないでいてほしいと思うわけです。
千里ニュータウンのここ数年の変化の速さを見るにつけ、ますます危機感がつのって「いま撮っておかないと!」と熱が入ってしまいます。
(一枚目と比べると、5年と2ヵ月の間にもビミョーにワシントンヤシが成長しているような気がしませんか?)
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