人が…いないんです!(上海・テムズタウン)

…ああ!なんということでしょう!仕事がばたついたり東京出張があったりカケコミで3回目の上海万博に行ったりで、すっかりブログの間をあけてしまいました。
これは何食わぬ顔で前回のつづき。9月の終わりに上海に行った時のレポートです。ニュータウン開発だらけと言ってもいい上海郊外には徹底したドイツ風や徹底したイギリス風のびっくりニュータウンがある…というお話でしたが、本当のびっくりは「徹底したイギリス風」という以外のところにあります。
人が…いないんです!ここは徹底したイギリス風のテムズタウンというだけあって推定かなり高級住宅地で、高級住宅地というものは生活の匂いなんかしないものなんですが、人が暮らしていれば何かの「痕跡」とか「気配」はかすかにでもするものです。その「かそけさ」が高級住宅街の味わい。でもここは…UFOに皆さらわれた?っていうぐらい、住民の影がない。どーなってんの?
ゴーストタウン…っていうのとも、ちょっと違う。植栽や通りは、きちんと手入れされていて全然荒れていないからです。
一緒につきあってくれた同僚は「万博会場は半年で消えるウソの町、ニュータウンは新しくてもほんとの町、でもここは…?なんだかわからなくなってきました~」という感想を吐露していました。
すっごく本格的に造り込んであるのにね。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (2)

    • おかか
    • 2010年 10月 30日

    仙台の泉パークタウンみたいですね
    中国って土地たくさんあるのに富裕層以外は集合住宅に住んでいますよね
    日本人からするともったいないなあって感じです
    集合住宅中心の方がインフラ整備や立ち退き交渉などしやすいのでしょうか?

    • 奥居武
    • 2010年 10月 30日

    僕は上海近郊しか見てないですが、たしかに集合住宅率は高く、しかも高層です。中国は広いけれど人口も日本の10倍あるし、上海には「豊かになる夢」を追ってどんどん人が集まってくるようですから、その「人の波」を短期間で受け入れようとするとそうなるんじゃないでしょうか?日本の東京みたいに通勤片道2時間もザラ…という状態も、すごく時間とエネルギーがもったいないとも言えますよね。上海の平均通勤時間は50分程度だそうで、高密度化してる分、多くの人がより都心に近く住めているわけです。立ち退きは日本より強権的にやることが許されているとしても、たしかに「都心に近い土地は有効に使う」という意志で都市計画をやっている感じがしました。ちなみに上海都心に近い新しい分譲集合住宅は東京に迫る値段で、貨幣価値の差を考えたら十分富裕層でないと住めません。このテムズタウンは都心から1時間はかかる地下鉄の終点から3.5kmの場所にあります。

好評配布中!〔無料〕

千里ニュータウンの最新状況がわかる「千里ニュータウンマップ2018」の制作をお手伝いしました。このマップは南千里駅前の「吹田市立千里ニュータウン情報館」で配布しています。2013年版も在庫があります。

好評発売中!

吹田市立博物館とパルテノン多摩の2018年共同企画「ニュータウン誕生」の展示・図録制作をお手伝いしました。図録購入(吹田版)はこちら。多摩版はこちら。(内容は同じです)

アーカイブ

ページ上部へ戻る